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「おやめなさい!」
透き通るような、綺麗で威厳のある声が響いた瞬間、光が消え、目の前に綺麗な女の人が現れました。
「人間たちの言う通りです。私の判断は間違っていました。お菓子の妖精を代表して謝ります。ごめんなさい」
そう、この綺麗な女の人は、スイーツフェアリー王国のお姫様だったのです。
「お姫様、顔をあげてください。しかし、許すには条件があります」
「なんでしょう?」
「1つ目は、私たち人間の問題に関わらないこと。2つ目は、チョコレートになった我が国に姫、メティを人間に戻すことです」
するとスイーツフェアリー王国のお姫様は安心した顔をして、
「わかりました」
と答え、姿を消しました。
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