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「急に呼び出してごめんね~。
多分呼び出した理由は想像できると思うけど…」
口調そこいつもの様に柔らかいものではあるが、確かに感じる少し焦った様な雰囲気。
その空気に自然と緊張感が部屋を支配する。
「その前に聞くけど、マリネ、サセト、二人は今異能使える~?」
「えっ!?何で大佐が知っとるんですか!?」
「……。
は…?どーゆー事じゃこれ!?」
スイの一言に驚いたのはマリネで、サセトは今気づいた。
…異能が使えない…
自分の中に"あれ"の存在を感じないのだ。
「ちなみにアガタは何か身体に違和感とかおかしいことはない?」
「何も」
「私達に亜人はいないからよくわからんけど、一般兵の亜人達に混乱は無いみたいだから多分今回は異能者だけの事の様みたいなの」
スイの質問にアガタは即答し、スイは結果を出す。
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