そう言う所が嫌いだ

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俺もマリネも姫さんも、 異能が使えなくった… と言う事は、姫さんも言っていた通り、異能者全員が使えなくっなたと言う事… そうなれば… 真っ先に浮かんだのは"奴" 自然と目的地へ向かう足は早くなっていった。 「邑雲!」 遠慮なんてなく、勢いよく奴の生活拠点の家に入る。 「おや?サセト中佐くん、どーしたんですかい?そんなに焦って」 のんびりとした穏やかな声が帰ってくる。
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