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巫女「さて、ページが変わっている間に森の中獣道を四苦八苦しながらも順調にやって来ましたが、とうとう別れ道ですか」
魔剣士「メタな台詞だね」
巫女「気にしないで下さい。しかしどうしたんですか?地面なんかを調べて」
魔剣士「どうやら右の道の方が穢れが古いみたいだね」
巫女「よくわかりますね、そんなこと。産まれた時から鍛えてきたのにさっぱりわかりませんでした」
魔剣士(そりゃーこっちは生まれる前から穢れに曝され続けた訳だからね)
巫女「参考までに判断の仕方を伺っても?」
魔剣士「こっちの方が、わずかに穢れが拡散しているね。左の道にいこうか」
巫女「些細過ぎてわかりません。が、ここは魔剣士さんを信じて左の道を進みましょう」
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