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魔剣士「やって来ました最長老さんのお家。しかし」
屋敷『』ズテーーーーン
魔剣士「でかいなー。神社より大きいや」
侍1「そこのご仁、どの様な要件で参られた?」
魔剣士(おっと、お仕事お仕事)
魔剣士「巫女さんに頼まれてきました」
侍2「おお、最長老様の話し相手でござったか」ヒャッホー
魔剣士(あれ?このヒトひょっとして)
魔剣士「何がそんなに嬉しいの?」
侍2「最長老様のボケが酷すぎるでござる。生け贄が増えるのは心強いでござる」ナミダ
魔剣士(遺書を書いとくべきだったかな?)
侍1「しばし待たれよ」スキップスキップ
魔剣士(そんなに嬉しいんだ)
魔剣士「ところで、本体は刀の方かな?」
侍2「よくわかったでござるな。拙者、九十九神の一種で御座るよ」
侍2っ《妖刀》ヨロシクー
魔剣士「何となく、人とは違う感じがしたんだ」
侍2「そう言うお主も他の人とは違うでござるよ。拙者らよりも人に近いような気もすれば、より人から遠い気もするでござる。穢れが酷いからでござるか?」
魔剣士「どうだろ?その辺りはよくわかんないや」
侍1「待たせた。女中についていかれよ」
女中「どうぞ此方へ」
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