閑話3

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魔剣士「退魔術って霊術と法術の複合術だっけ?」 巫女「その通りです。法術は魂を代償に神様の力を代行する術で、霊術は魂を代償に他の魂に影響を与える術です」 魔剣士「魔法は魂を媒介に世界に充ちるマナを加工する術だね。他にもあるけどメジャーなのはこの辺りかな?」 巫女「いえ、この国ではあと一つメジャーなのがあります」 巫女妹「あっ、わかった。妖術だ」 巫女「その通り。これは魂を媒介として世界に法則を加える、或いは引く術です」 巫女妹「へー。因みにお兄ちゃんの能力は何に当たるの?」 魔剣士「何れにも当てはまらないよ」 巫女妹「」ズコー 巫女「魔法の錬金術に当たるのものとばかり思っていました」 魔剣士「妖術と魔術の複合ぽいけど微妙に違うみたい。旅人さん曰く、シドの業に近いらしいけ」 巫女妹「どんな術なの?この場合は技?」 魔剣士「シドが絡んだ時点で僕にはわからない事を察してほしいな」 巫女「しかし『業』と書いて『わざ』と読むんですか。興味深いですね」
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