閑話4

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魔剣士「また漠然とした質問だね」 巫女「しかし気になるのは事実です。武具はもとより、空飛ぶ乗り物とか怪物とかもありましたよね」 巫女妹「あと罠とか鏡。『呪い』ってつければ何でもできるの?」 魔剣士「怪物は制約が多いんだけどね。作れるのは小型の爬虫類、両生類、蟲、蝙蝠、食虫植物、大型は人間ベースだけだよ」 巫女「それだけあったらどんな怪物でも出来そうですが」 巫女妹「バッタ人間とかできないの?」 魔剣士「そんな上等なものは無理」 巫女妹「そうなんだ。けど、どっちかていうと悪役の幹部とかラスボスのような能力だよね」 魔剣士「それは言わないで。気にしてるから」 巫女「そうですね。怪物についてはここで止めましょう。なので道具はどうなのですか?」 魔剣士「一度見たもの限定だけど、部品に人間の一部が使われてたり、味方殺しの武器だったりと、元々穢れが強いもの限定だったりする。まあ猪や虎の宝珠みたいに強すぎるのは無理だけど」 巫女妹「《神を縛る憎悪で編まれた鎖》ってどこで見たの?」 巫女「他にも厨二的な名前てますよね」 魔剣士「厨二自体が呪われてるようなもんだから」
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