巫女「魔剣士さん、仕事です」

つかの間の休日

巫女「知らないわよ。休みなんだから何処かでのんびりしてるんじゃないの？」
巫女妹「お兄ちゃんの性格だと、剣豪さんを放っておいて何処か遊びに行くとか考え難いけど」
剣豪「ＺＺＺ」
巫女「しかしよく寝るわねこの人」
巫女妹「まああたしも力を使いすぎて三日間寝てた事もあるし、二日目なら普通じゃないかな ？」
座敷童子「」ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
巫女妹「おや？座敷童子ちゃんどうしたの？」
座敷童子っ《封筒》ﾋｮｲ
巫女「あら、ありがとう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
座敷童子「」ﾆｯｺﾘ
座敷童子「」ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
巫女妹「何時も疑問に思うんだけど、座敷童子ちゃんって普段何してるのかな？」
巫女「此方から幾ら探しても、全く見つからないものね」
巫女妹「それはそうと、お手紙お手紙。何処から？」
巫女「総社の方からね」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ ﾋﾟﾗｯ
巫女「・・・・・・」ﾓｸﾓｸ
巫女妹（うわー、顔がどんどん険しくなっている）
巫女妹「何が書いてあるの？」
巫女「恐らく、あれがらみね」
《灰色に煌めく宝玉》×2
巫女妹「お兄ちゃん、自分の穢れを宝玉に移したんだね」
巫女「流石に人外の姿はまずいでしょう」