つかの間の休日

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剣豪(何だこの変な髪型でヒゲボーボーな黒眼鏡は?何もない夜道でこんなのと出会うったらどうすればいいんだ?) 旅人「オレの名は旅人。シドをやっている」 剣豪「それはご丁寧に。剣豪だ」 剣豪(シド?) 旅人「これはどうも。ところで君は雪桜ちゃんの力を引き出せてる」 剣豪「何故それを!?」 剣豪(この霊刀の銘は誰も知らないはず) 旅人「シドだから。まあそんな事より近衛君」 剣豪「その名で呼ぶなーー!!!」 剣豪っ《雪桜》ビュン! 剣豪「な!?」 旅人「何故斬れず皮膚で止まるのか、その答えは簡単だ。彼女が傷つけたくないから」 剣豪(確かに彼女は人が好きだった。だから斬れないのか?俺ですらそんな事は知らないのに。こいつはいったい何を知っているんだ?) 旅人「というわけでで剣豪君は彼女の力を使いこなせていないわけだ」 剣豪(まさか確かめるためにわざと怒らせて斬らせた?一歩間違えれば死ぬのに正気か?) 剣豪「どうすればいい?どうすれば使いこなせる!?」 旅人「知らん」エッヘン 剣豪「なっ!?」 旅人「けど彼女との事を思い出せば、二人ならきっかけくらいは掴めるはずだよ。そうだね、思い出をめぐるのがいいかもよ」 剣豪「何故それを教える?」
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