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星々が煌めく中、白いタイルの様なものが敷き詰められている場所に俺は立っていた。どうやらHLOの中に無事入れたみたいだ。 【こんにちは。HunterLifeOnlineの世界へようこそ。】 目の前には金髪で白いワンピースを身につけた綺麗な女性が宙に浮いている。たぶんチュートリアル、というやつなのだろう。 【早速ですが、貴方のお名前を教えてください】 目の前にはホログラフィックのキーボードが浮かんでいる。これを使って入力するみたいだ。俺はそれを使って【Daichi】と入力した。 【ダイチ様ですね。この名前でよろしいですか?】 俺が一つ頷くとチュートリアルの女性は笑顔を浮かべる。 【改めましてHunterLifeOnlineの世界へようこそ。私ナビゲーターを務めさせていただきます、イリアと申します。短い間ではありますがよろしくお願い致します。】 「こちらこそ。」 【さて、説明させて頂きますがHLOとは狩人として様々な種類のモンスターを狩り生活して頂くバーチャルハンティングアクションゲームとなっています。狩人と申しましたが、必ずしもモンスターを狩れ、という訳ではありません。このゲームのコンセプトは自由!倫理の許す限りこの世界で何をしようが貴方の自由なのです。】 倫理の許す限り、か。倫理観て人にやって違うと思うんだけどこれは常識の範囲内で、て事か。その中でなら自由と。 【先ず、初期ステータスを決めて頂きます。ここに120ポイントありますのでVIT STR AGI INT DEX LUKにそれぞれお好きなように振り分けてください。】 ……ん? 「あの……」 【はい、なんでしょう?】 「ビト、とか鯵とか何の事ですか?何分こう言ったゲームは初めてで。」 恥ずかしい話全くこの手のゲームをした事がないから全く持って意味わからんのだ。よく話題について行けてなかったことを今思い出すよ。
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