第1章

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ああ、俺ならこうする、私はこうしたい。アイデアを生かしてみよう、逆手にとって度肝をぬいてやろう。 この拙くて新鮮なアイデアを発想を、持てる技術とセンスでもって素晴らしい物を作ってみたい。 『アイデアの天使さま』 アイデア利用者たちに莉子はそう呼ばれた。 そんな莉子と連絡がとれなくなったために、編集氏が訪ねてきたのだった。
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