撮影日誌

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プルルルルル 「へい」 『今日だった?』 「丹吾ぉ」 『着いたよ、どこの楽屋?』 「腹減った」 『伊織は?』 「今日あれ食いてぇ、鉄板で色々焼けるあそこ」 『凜がハリウッド行っちゃってさー暇で暇で。仕方ないから京介、今日うち泊まる?』 「海老焼いて食いたい」 ガチャ 「伊織まだ?」 ピッ 「まだ」 「楽屋の場所くらい言えないかなお前は」 「着いたじゃん」 「入り口のボード見てアタリ付けて来たの」 丹吾も俺も通話になってるスマホをどちらともなく切って合流。今日は丹吾が暇かもと電話で言ってた日だった、そういえば(忘れてた) 思えば久し振りに丹吾に会ったような気がする。コーヒー淹れてと立ってるのは自分のクセに座ってる俺に頼む丹吾は前回会った時より髪が短くなって、パーマが少し落ち着いていた 「どー?修行の旅は」 「楽しく順調。俺が日本に居るのは月に五日くらい」 「どうりで会わない」 日本に居てもそんな会わねぇだろうが
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