撮影日誌

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焦げ始めた分を慌てて食ってたら丹吾奢りのA5ランクの和牛が届き、それは慎重にジュージュー焼いて全員で一口 「…うわぁー」 「A5堪んねぇえ…」 「焼酎とやっちゃったら永久に食べれるねこれ」 俺と伊織は基本自炊はしねぇ。朝は適当にパン焼いたりもするけど、夜はたまに伊織が焼きそば作って食おうとしてると俺のも作ってくれるくらいで(洗い物は俺がやる) 「丹吾さん自炊するよね」 「するよ」 「得意料理ある?」 「んー、洋食は得意。醤油使うのが苦手。濃い味になっちゃってさ」 「凜もしそうだね、性格的に」 「おにぎり得意だよ、凜」 「…おにぎり、握りそう」 「焼おにぎりも得意」 「地味だな凜太郎」 「京介やんないよね、伊織はする?」 「俺もほぼしない」
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