第1章

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しかし、モモタロには申子が 山の主に会うを 拒む理由が気になるのです 「どうして、山の主に会えないんだ」 申子は、返事をしません。 「ワふ、のっぴきならない 理由でもあるんじゃねぇか 場合によっては、鬼ヶ島に 連れていってやるよ」 ワンコは足元を見て 話をすり替えた 申子は、考えた このまま山にいたら 無理矢理、結婚させられてしまう 逃げだすチャンスが 来たのか… 「一晩、考えさせてくれ」 申子は、頭を抱えた
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