3人が本棚に入れています
本棚に追加
今から10年前、平和な世界に終わりが告げられた。
ルブルム王国では、1年の始めに盛大な祭りを行うしきたりがあった。身分関係なく誰もが騒ぎ、にぎわう祭りの時。
王国に、無数の魔物が攻め込むという事件が発生したのだ。
その首謀者は、魔族。
【大魔王の子孫】を名乗る男であった。
男は『貴様ら神の子が世界を支配する時代はもう終わりだ』と宣言をした瞬間に魔物と共に魔族が王都を襲撃した。
後に【朱の祭】と呼ばれた事件。これをきっかけに、世界は再び混沌へと沈められていく………。
『夜空を幾億の流星が流れる時、大魔王の復活を意味する』
あらゆる文献や予言書がそう書かれている中、世界はどうなるのだろうか……?
最初のコメントを投稿しよう!