第零章~神龍誕生~

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そんなどこかの転生小説でやってそうなことを考えてみるが、そんな事をしたところで現状が何ら変わるはずがない どうせここで、神だとか名乗りだすんだろ? ハイハイ、テンプレテンプレ 「ワシは神なり」 「……雷?」 最近耳が遠くなってきていけない つまりこいつは、タイムスリップでもさせてくれるのだろうな。電撃ビリビリな自然界の猛威なわけだな 「違うわい。発音で分かるだろうに……」 やはりこいつは変態だ。たとえここがテンプレ世界でも、転生の間だとしても、こいつは……変態だ! たとえ神でも~、認めるかどうかは俺次第だし~、認めなくても問題ないし~、別に良いじゃん 「ひどいヤツじゃ……まあ、よいか。そろそろ本題にいくぞい」 こちらを不機嫌そうに見ながらそんな事をのたまう。不機嫌そうな顔でも絵になるところとか、天然タラシとして機能しそうで羨ましい限りだ 俺もそれくらいの……。まあ、良いか ヘイヘイ本題とな。本題本題……転……転生……いや、転性だ!
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