第零章~神龍誕生~

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「別にクズ野郎と叫んでもいいぞい」  それならお言葉に甘えて。深呼吸、深呼吸。一、二、三…… 「転生者一名入りま~す!」 ただ言いたかっただけ。特に意味はない。反省も後悔もしていない そのかわり……焼肉行きたい 「そんな叫びでいいのかの……。そんなお主には特別に優れた体をやろう。それと、不老不死は基本搭載じゃ。寿命なんてものがあったら、世界を記述し続けるのは無理じゃからな」 そうなると、どんな能力がいいのだろう? 神様スペックで、神殺しとか憧れなくもないけど……、その神様の一柱になるのだからな……。適当にもらっておけばそれでいいかな? ところで、この適当は必要十分な量とかそういう意味であって、俗世における適当とは違うからな、俺の一生、しかも何年あるのか分からないのが掛かっているんだからな 「よかろう。ワシと同じだけの能力を授けてやろう。創造能力を使いこなせば、強大な力を得られるのじゃから、気を付けて使うのじゃぞ。世界を創造したものが、世界を破壊するとか笑えないからな」
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