桜ロマンス

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「手紙も送りますし、あなたが許してくれるなら電話も、メールもします……だけどどうせなら直接、あなたに会いたいので来年、また日本に来ます」 「えっ……」 「今度は数日間じゃなく、留学生として……御調さん、いえ、創さん。四年間、全力であなたを口説きますね」 そう言うと、真理は驚く創の右手を両手で包み込むようにして取った。
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