Vol.14 果てしなく続く物語

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キスして抱き締めて、耳元で愛を囁いて。

全身で彼を受け入れ、心で彼の想いを感じる。

「愛してる……――――――」

かつて結婚していた時、こんな言葉を囁かれた事はなかった。

近い未来にある新たな婚姻関係。

それに期待できるのは、素直に愛を囁いてくれる秀臣のお陰なのかもしれない。

素直で頼もしい、最高の旦那様。

今はまだ恋人同士だけど、もうすぐこの関係は現実になる。