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男は周りを見渡していてある物に目を止め、 「あれは何だ、」 道の両側の所々に、幅約2メートル長さ3~5メートルで深さが分からない穴があり、その穴の周りに杭が数本打ち込まれていた。 「対ゾンビ用の罠です、隠れ里にして人間は欺くことが出来ますが、ゾンビは歩みを止める障壁が無い限り、何処からでも侵入してくるので、落とし穴を掘ったのです、 穴の深さは約3メートルで、最初は穴の底に槍を埋めていたのですが、人間と違い頭に刺さらない限り倒せないし、 万が一、人が落ちると危ないので槍は撤去、周りの杭は手すりの変わりです、ゾンビは杭が在ろうと無かろうと落ちますからね、で、あれは、」
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