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女の子が指差した先には、針金かピアノ線で作られた、縛り首用のロープみたいな物が何本も垂れ下がっていて、その幾つかには、ゾンビが引っかかっていた。 「あれもゾンビ用の罠で、落とし穴が掘れない場所に仕掛けてあります。 ピアノ線を使っていて、人の胸から頭の高さに仕掛けて置くと、歩いている途中に頭が入り、痛みを感じないから首が引っかかっても前進して、 ピアノ線が首に食い込んでいき骨の所で止まる頃には、ピアノ線が骨とかに絡まりにっちもさっちも行かなくなるのです。
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