歓待

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一度離れに戻ると、ショルダーバックの中身を幾つか取り出し、 肩に掛けると、幼女も真似をしてショルダーバックを肩に掛けた、 母屋に向かう途中電灯が灯り始めたのに気づき、尋ねると、 「僕達が生まれるより30年以上前、なかなか電線が引かれ無い事に怒った曾爺ちゃんが、私財を投じて小さな水力発電所を作りました。」 案内された屋敷の食堂は、村の集会所の役割も果たしているのか広く、 そこに、細長いコの字型にテーブルが配置されていて、
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