初対面での〇〇合い
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オレも彼も、もう動けない。 “だから”助けてはもらえないだろう。 捨てられた者同士、妙な親近感が湧いたんだ。 「生まれ変わったら同種がいい、な」 そんな風に言う彼も、似たような思考に至ったのだろう。 「なんか、気ィ……合いそ、じゃねぇ?」 軽口がぷつぷつと途切れる。 彼もいよいよヤバそうだ。 「そう、だな」 ひねり出した声が思いの外低く掠れる。 言葉になったのかすら、わからない……けど。
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