第1章 引っ越し

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俺は小泉日向。 今年で高校三年生の健全男子。 ベッドから起きて立ち上がりカレンダーを見た、明日は始業式だ。 「あー、かったりぃなー・・・・今日で休み終わりか」 頭をガシガシ掻いて欠伸をして部屋から出る。 階段を降りてリビングに行くと母親の小泉日陰が何処かに行くのか身支度をしていた。 「母さん・・・何処か行くのか?」 「日向、あなたまだそんな格好なの!?」 「・・・・・は!?」 「あれ?言ってなかったかしら・・・・・母さんね、父さんと離婚したのよ!」 「はぁ!?なんで!?」 「父さんね、同僚の後輩の子を孕ませちゃったんだって!だから母さんからフってやったわ・・・・!!」 「・・・・・・・。」 マジかと呆然としていると母さんはニコニコしながら壁を殴る。 そしてビックリする事を言う。 「と言うわけで・・・この家売り払っちゃったから今から母さんの実家にお引っ越しよ!!」 「・・・・・今から!?だって明日は始業式・・・」 「明日からあっちの学校に行けばいいわ!さぁ、早く着替えて来てちょうだいね!!」 この出来事が俺の人生を大きく変えたのだ。
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