Act.3

2/21
前へ
/21ページ
次へ
翌朝、目覚めたのはもう昼近く。 日曜日はほとんどいつもこんな感じだ。 ズルズルとベッドから這い出して、散らばっている服をかき集め洗濯機に放り込む。 毎日遅くまで仕事をしていると、洗濯だって週に1度のまとめ洗い。 乾いた喉は最後の1本のビールで潤しながら、洗濯物を干して。 無造作に投げてあったスーツを紙袋に突っ込んで、部屋を出る。 向かった先はマンション1階のクリーニング店。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

704人が本棚に入れています
本棚に追加