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「おはよーございますー」
いつものようにスエット姿のまま、お店に入って行くと受付カウンターから聞きなれない声が聞こえて来た。
「いらっしゃいませ!」
…へ?
見つめた先には、キラキラの笑顔を浮かべた…タケル君?
ポカンとしたまま、正面で微笑む男の子に見とれていると、いつものおばちゃんが奥から顔を出した。
「あら、津川さんおはよう。
あ、この子ね、今度から土日だけバイトに入ってもらう紺野亮平(こんの りょうへい)君。
まだ慣れてないから優しくしてあげてねー」
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