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慌ててスエットのポケットにパンツをねじ込む私を、紺野君はクスクスと笑いながら見つめている。
なんたる失態。
恥ずかしいにもほどがある。
自分の生活のだらしなさを他人に晒してしまうとは。
「おっ…お粗末でした」
咄嗟に出た言葉で、ますます紺野君は爆笑した。
けれど爆笑していても、その美形なお顔は崩れなくて。
あー、目の保養だわー。
やっぱり若い男の子はいいわー。
…なんて思ってる場合ではないのだが。
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