Act.3

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慌ててスエットのポケットにパンツをねじ込む私を、紺野君はクスクスと笑いながら見つめている。 なんたる失態。 恥ずかしいにもほどがある。 自分の生活のだらしなさを他人に晒してしまうとは。 「おっ…お粗末でした」 咄嗟に出た言葉で、ますます紺野君は爆笑した。 けれど爆笑していても、その美形なお顔は崩れなくて。 あー、目の保養だわー。 やっぱり若い男の子はいいわー。 …なんて思ってる場合ではないのだが。
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