Act.4

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慌てて寝室に飛び込んで、着替える私の耳に聞こえて来た瀬那川の微妙な音程の歌声は。 「サカナ サカナ サカナぁ~ 、サカナを食べるとぉ~、 アタマ アタマ アタマぁ~ 、アタマがよくなる~」 それ絶対3分15秒もないじゃん! なんて突っ込みを入れる間もなく、私は必死に着替えを続ける。 …完全に瀬那川のペースに振り回されてる自分に失笑しながら。
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