Act.4

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結局瀬那川にせかされるまま支度を済ませ、しぶしぶ近くのショッピングモールへと向かう。 けれど歩道を歩きながらさりげなく自分が車道側に立ってみたりと、瀬那川の気遣いはさすがだ。 軽薄なノリでありながら、瀬那川人気が落ちないのはこういう所なのかな、なんて思いながらショッピングモールのレストラン街へと向かおうとした私。 けれど入口をくぐった途端、私とは反対方向へと足を進めた瀬那川に慌てて声を掛けた。
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