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しばし続いた大音量の音楽。
やがてポツリと葉月が放った言葉に私は衝撃を受けた。
『んーと、瀬那川が映見を送って~、私は楠田部長とオカマバーで朝まで飲んでて~…電車がなかったから映見んち行って寝た』
スマホを耳に当てたまま、呆然としていた私に更に追い打ちをかける葉月。
『あ、だけど映見んち行った時、瀬那川と映見が一緒にベッドで寝ててさぁ~、あいつ私が映見の家の合鍵持ってるの知らなかったから相当ビックリしたみたいで慌てて帰ったよー』
一緒のベッドで寝てたって事は…
────やっぱりやったのかっ?!
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