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何を言っても余裕だった瀬那川は、葉月も正しい答えを知らないのを承知だったって事なんだろう。
これは…本当に100日後にならなければ、その真相は分からないかもしれない。
『つーか、いい男みっけたからまたねー』
ブツリと電話を切った葉月に苦笑いしながらスマホをテーブルに置く。
これは…確実に私と瀬那川の100日間の恋愛バトルだ。
負けるか勝つか。
けれど私の辞書に『負け』なんて文字はない…はず。
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