Act.5

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何を言っても余裕だった瀬那川は、葉月も正しい答えを知らないのを承知だったって事なんだろう。 これは…本当に100日後にならなければ、その真相は分からないかもしれない。 『つーか、いい男みっけたからまたねー』 ブツリと電話を切った葉月に苦笑いしながらスマホをテーブルに置く。 これは…確実に私と瀬那川の100日間の恋愛バトルだ。 負けるか勝つか。 けれど私の辞書に『負け』なんて文字はない…はず。
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