1784人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「ボケッと歩いてるから…」
呆れたように笑って溝にハマったヒールを外し、私の足に履かせ直してくれる瀬那川を見下ろしながら無性に恥ずかしさがこみ上げて来る。
「ホントお前は…俺がいないとダメだね」
コラコラ!
今度は映見って呼び捨てどころじゃなくお前扱いかよ!
……なんて突っ込みは当然出来ず。
「ご…ごめん」
真っ赤になりながら言った私を、紺野君もクスクス笑って見てるし。
最初のコメントを投稿しよう!