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けれど私の隣で落ち込んでいたはずの葉月が、それを黙って見ている事はない。
「ちょっとぉ映見、この爽やかクンとはどーいう関係よー」
「あ、うちのマンションの大家さんのクリーニング店でバイトしてる…」
葉月に説明しようとしていた私の言葉を途中で阻止するように、紺野君は葉月に頭を下げた。
「初めまして。紺野亮平と言います。
津川さんにはいつもお世話になっています」
…いつもって…。
まだ知り合って1週間も経ってないんだけど。
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