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ぴったりと密着したのは私と友哉の唇。
唇をこじ開けて友哉の舌先が絡みついた瞬間、ようやく我に返って抵抗を始めても、もう遅い。
あっと言う間にベッドに倒されて、抵抗していた両手を抑えつけられた。
「ん…ふ…」
鳴り続ける携帯のバイブ音と、私と友哉の舌が絡み合う音だけが響く部屋の中。
───あぁ…もー…無理。
だって心はもうここになくても、この身体は今でもこの温もりを…。
…いや…、やっぱり違うっ!!
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