Act.15

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「全く俺に興味を示さない、生意気な女でした」 …はい? 「最初はこの女…って気に入らなかったけど。 いつしか俺の目標は親父や兄貴じゃなくなって、必ずこの女を超えてみせるって変化しちまった訳です」 「……………」 「だけどね、津川映見って女はことごとく瀬那川蓮都っていう男の自信を打ち砕いて行くんです。 俺、今まで誰かに敗北感を与えられたことなんてなかったからホントに悔しかった」 …それは何となく分かるけど。 私…そんなに瀬那川の自信を打ち壊して来たのだろうか?
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