Act.15

3/34
前へ
/34ページ
次へ
だって…そこには鮭とばを抱えてニッコリと笑っている瀬那川の姿があったから。 「…なんで?」 ポツリと呟いた私の隣で友哉が苦笑いする。 「約束してたの?」 「違…」 「だったらそう言えば良かったのに」 約束なんてしてない。 それに何時の便で帰るなんて一言も伝えてなかったのに。 なんでここにいるの?
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1097人が本棚に入れています
本棚に追加