Act.16

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玄関のドアを開けると、再び瀬那川は私の腕を掴んでそのままヒョイと抱き上げた。 「ちょ…何っ?!」 「このままベッドに行きます」 「はぁぁっ?!」 「抱いて終わるゲームなら抱いていいって映見が言ったんでしょ?」 「ぐっ…」 唇を噛んだ私を冷たく見下ろした瀬那川は、軽々と私を抱いたままベッドルームへ足を進めると、ポテッと私をベッドに投げ落とした。
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