Act.18 Side Rento

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「なぁ兄貴…もしかして兄貴は…」 「俺からはもう蓮都に話す事は何もない。 コンビニスイーツの開発から手を引く時は、SENAフーズが終わる時だ。 もう今の時代、どのみち海産問屋だけでは食って行けないんだよ」 俺の話も聞かずに兄貴はソファーから立ちあがると、足早にリビングを出て行こうとする。 その背中に俺は諦めずにもう一度、言葉を投げた。 「楠田部長はオネエやってるよ」 「は?」 振り返った兄貴の瞳が揺れている。
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