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兄貴との話を終え、親父が作ってくれていた夕食をありがたく頂く。
けれど兄貴は仕事が入ったとかで、俺とろくに目も合わせないまま出かけて行った。
兄貴が出かけると同時に二階から降りて来た親父が食事している俺の前に腰かける。
「蓮都、龍都は何て?」
親父にしてみたらSENAフーズの今後が不安でたまらないんだろうけど。
結局俺の説得にも耳を貸そうとしない兄貴だっただけに、苦笑いで返すしかない。
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