Act.22 Side Rento

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「勝手にすれば?」 「いいんですか?略奪して」 「出来るモンならやってみな」 そう捨て台詞を吐いて俺はそのコーポの前から歩み出した。 だけどアイツ…いったい誰だっけ? どれだけ考えても思い出せなくて、けれどやっぱり気になって。 ウィークリーマンションに向けていた足を駅へと向ける。 小雪がいるマンションに戻ればアルバムが置いてあるし、それを見れば誰だったか思い出せるかも知れないと考えたからだ。
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