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そしてやがてその瞳はハッキリと攻撃色を帯びて葉月へと向けられた。
「ねぇ三島さん、あなたって本当は黒田君と何かあるんじゃないの？」
「は？」
「だって黒田君の元カノの津川さんよりずっと彼のことを知ってるみたいだもの」
しかし三浦晴香が放った言葉に否定をしたのは葉月ではなく黒田君だった。
「何言ってんの三浦さん。そんなことがある訳ないだろ。
三島さんは昔からこんなだし、何よりも彼女は男になんか興味ないよ」
笑いながら言った黒田君、しかしチラリと隣の葉月の様子を見た俺は何とも言えない思いに貫かれた。
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