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「残念だけど俺、そんな顔して甘えても揺るがないんで」
「くっ……」
くっそー…だめかっ。
だけど…。
余裕ぶってる彼だって、これでもかってくらい私を欲しがってるのは触れ合ってる部分が教えてくれる。
「で?どうしたいの?」
不敵に笑った彼にほんの少しだけ敗北感を味わいながら、瞼を伏せて声を絞り出す。
「したい…です」
それなのに正面の彼はニヤリと笑った。
「じゃ映見が上ね」
「はいっ?」
驚いた私にお構いなしに彼はそのままベッドに寝転がる。
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