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真司郎'
あんな別れ方でよかったのかな?
千晃のお父さん本当はいい人やったんやな…
でもなんで暴力ふるってたん?
俺は千晃の荷物を持ち黙って歩いた。
千晃は泣いている。
俺はどんな言葉をかけてあげればいいかわからなかった。
千「真司郎君ごめんね?
…ありがとう
真「いいんやけどさ…
後悔してへんの?
千「してないよ。
もういいの……
真「そっか。
千「家見つけないと。
真「俺の隣の家空いてるで?
家賃もいい感じだし。
千「本当?
今度不動産行ってみるね~
それまでお邪魔になっていい?
真「全然ええよ?
そーいえば最近千晃は笑うようになった。
その優しい笑顔に俺はもう惚れていたのかもしれない……
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