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マイザーがハンディフォンを見せながらヴィタに尋ねた。
「君はどれがいい?」
ヴィタが覗き込む。そして唇をとがらせて考える。
ヴィタは少し考えて言った。
「エアーアボカドがいいな。マイザーは?」
マイザーは言った。
「僕はフクロウ。じゃあハーフ&ハーフにしよう」
ヴィタは微笑んだ。
「そうね。それがいいわ。」
マイザーはすぐに注文をする。注文を終えたマイザーがヴィタに言った。
「少し混んでるみたいで1時間くらいかかると言われたよ」
ヴィタは笑って言った。
「1時間くらいすぐよ。それよりもピザが来たらどうしよう。テーブルと椅子が無いわ。床しかない」
マイザーは笑ってヴィタを抱き寄せた。
「おいで」
マイザーはヴィタを自分のふとももの上に座らせた。マイザーは言った。
「ほら。椅子が出来たよ」
ヴィタは笑った。
「じゃあテーブルはどこ?」
そう言ってヴィタはまたクスクス笑う。
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