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夕紀「まぁ今回はパパに賛成したかな?
だって……」
夕紀はそう言って新築の家の隣にある家を見た
ガチャ
そこから出てきたのは翔と翔の古くからの友人である中川 静、中川 麻由の3人だった
麻由「夕紀ぃ~~!待ってたよぉ~~♪」
夕紀「麻由~~(笑)」
麻由と夕紀は抱擁を交わしながら喜びに浸っていた
翔「花怜!優太!ちょっと来なさい」
翔はそう言って花怜と優太を近くに来させた
翔「隣の家に住んでいる中川さんだ
ほら、挨拶」
花怜「こ、こんにちは…」
優太「ど、どうも…」
静「よろしくね」
静の透き通る声をカッコいいと感じる2人
翔「確か美奈ちゃんは優太と同じ年なんじゃないか?
部屋にでもいるの?」
静「いや、もうそろそろピアノ教室から帰って来ると思うけど…」
静は自分の腕時計を確認しながらそう口にした
優太「…みな?」
優太は誰のことを言っているのか分からず首を傾げる
翔「ああ、静は引退する前から他のチームに移籍しちゃったし
今では他のチームのコーチをしているから忙しくて子ども同士に会わせたことなかったな(笑)
優太、お前と同じ学年の女の子が静の家にいるんだよ」
花怜「えっ!見たい見たい見たい!(笑)」
優太はきょとんしているが、花怜は嬉しそうに翔の腕を掴んだ
そんな中……
美奈「お父さん、ただいま(笑)」
長い後ろ髪を縛って前髪はヘアピンで抑えている静と麻由の娘、中川 美奈が現れた
優太(うわっ………///////
めっちゃ可愛い///////)
これば優太と美奈の最初の出会いだった
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