~~Prologue~~

3/3
前へ
/12ページ
次へ
夕紀「まぁ今回はパパに賛成したかな? だって……」 夕紀はそう言って新築の家の隣にある家を見た ガチャ そこから出てきたのは翔と翔の古くからの友人である中川 静、中川 麻由の3人だった 麻由「夕紀ぃ~~!待ってたよぉ~~♪」 夕紀「麻由~~(笑)」 麻由と夕紀は抱擁を交わしながら喜びに浸っていた 翔「花怜!優太!ちょっと来なさい」 翔はそう言って花怜と優太を近くに来させた 翔「隣の家に住んでいる中川さんだ ほら、挨拶」 花怜「こ、こんにちは…」 優太「ど、どうも…」 静「よろしくね」 静の透き通る声をカッコいいと感じる2人 翔「確か美奈ちゃんは優太と同じ年なんじゃないか? 部屋にでもいるの?」 静「いや、もうそろそろピアノ教室から帰って来ると思うけど…」 静は自分の腕時計を確認しながらそう口にした 優太「…みな?」 優太は誰のことを言っているのか分からず首を傾げる 翔「ああ、静は引退する前から他のチームに移籍しちゃったし 今では他のチームのコーチをしているから忙しくて子ども同士に会わせたことなかったな(笑) 優太、お前と同じ学年の女の子が静の家にいるんだよ」 花怜「えっ!見たい見たい見たい!(笑)」 優太はきょとんしているが、花怜は嬉しそうに翔の腕を掴んだ そんな中…… 美奈「お父さん、ただいま(笑)」 長い後ろ髪を縛って前髪はヘアピンで抑えている静と麻由の娘、中川 美奈が現れた 優太(うわっ………/////// めっちゃ可愛い///////) これば優太と美奈の最初の出会いだった
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加