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花怜「優太っ!
美奈の手とか握らないでよ!怪我しちゃったら責任取れないんだから!!」
優太「ほんっっとうるせぇな!
分かりましたよ!!」
優太はそう怒鳴って美奈と一緒に家を出た
優太「隣だから、送ることもなかったんじゃないか?」
優太はそう言いながら、玄関を出て左の方向に向かおうとするが……
美奈「優君!こっちこっち(笑)」
美奈は右の方向に進んでいった
優太「えっ?
ちょ、ちょっと!どっか寄るの!?」
優太は慌てて美奈の隣に行って聞く
美奈「どこにも行かないよ?
私の家こっちだもん(笑)」
美奈は笑顔でそう言った
それは自分の気持ちを汲み取ってくれた美奈の行動だった
優太(もぉ~、マジ美奈可愛すぎー///////
手とか握ってみたいけど、周りがうるさいから未だにないんだよな~~)
そう思いながら2人並んで歩く美奈の歩幅が
やけに小さすぎて
美奈に合わせて追い越さないようにしていると、自然と2人の距離が近くなって来て……
ちょこんっと初めて美奈の手に触れてしまった
美奈「あっ…」
優太「ご、ごめん!///////」
優太はそう言って恥ずかしがりながら、下を向いたら
外灯の光で照らされた2人の影が並んだ
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