交渉

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「そろそろビジネスの話をしましょう」 少年が徐に呟いた。 「はい。話をそらしたのはあなたですが…… まあ、いいでしょう。 で、ご提案とは?」 少年と向き合って座っている男が言った。 「はい。 私はあなたのダンジョンが欲しい」 「ほお。 それはまた……」 「もちろん、タダでとは言わない」 「はい。 もちろんです」 「どうでしょう。 10万ポイントで一年間。 プラス……」 「プラス?」
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