1人が本棚に入れています
本棚に追加
「うっ、グズっ、ううっ」
「おい、もう泣くなや」
「ズズッ、だってぇ…」ウルウル
怖かったんだもん…
「///!そういう顔すんなや…な?」
「へっ? そういう顔って? ズズッ」
意味わかんない……
「はー… 気付いてないのか?」
「え? なにが?」ウルウル
どういう事んだろう?
「だ、だから……いや、何でもない」
「?」
いったいどうしたんだろう?
…!もしかして、僕が迷惑掛けたから…
「あ、あの 鬼崎さん、ごめんね…」
「っ! …なんでそう思うんだ?」
「…だって、僕が迷惑掛けたから、鬼崎さん怒ってるんでしょ?」
「…羽太」
ビクッ!
「お前、そんなこと考えてたのか…」
…コクッ
「はー、なに言ってんだよ?」
えっ?
「俺はそんなことで怒ったり、迷惑だと思ったりしない」
!!
えっ?
「ききき、鬼崎さん///!」
「どうした?」
どうした? じゃないよ!
いきなり抱きしめてきた鬼崎さんに、びっくりてしまった///
「…///」
「なぁ、羽太」
ビクッ
「俺、ずっとお前のことが……好きだったんだ…」
えええええええ!!!!!!!
「だから、俺と付き合ってくれないか?」
ええええええええええ!!!!!!!!!
「…あ、あの、鬼崎さん……ほんとなんですか?」
「ああ」
ああ、神様…嘘なら嘘だと言ってください
「…」ポロッ
「!!羽太!?」
こんなにも…僕は…嬉しくなって良いんでしょうか?
「はいっ!」ニコッ
最初のコメントを投稿しよう!