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アサ子は怯えて動けなくなった。
そんなアサ子の反応を楽しんでいるかのように、黒川はアサ子のシャツの中に手を滑り込ませた。
汗ばんだ素肌をゆっくりと撫で回すように指先が滑る。
「ンッ……!!」
アサ子は硬く目を閉じた。悔し涙を飲んだ。
後頭部の辺りで感じていた黒川の吐息が耳元へと移った。
下腹部へと滑り落ちた手が下着の中に侵入した。
「ウウッ……」
「このままだ。このまま嫌がる振りをしてろ」
突然、黒川がアサ子の耳元で囁いた。
アサ子は瞼を開いた。
意味が分からなかった。
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