第5話
4/38
読書設定
目次
前へ
/
38ページ
次へ
*** 4日目の朝、アサ子は太陽熱蒸留法で水を作っているビニールシートを捲った。 空き缶に貯まった蒸留水は半分にも満たない。 火も海水もあるのだから、大きな鍋でもあれば蒸留水をもっと作れるのに、と思うと器具の便利さを改めて実感する。 初日に支給された飲料水は既に無くなった。 唇は乾き、口を開くと唇が切れた。 それでも熱いと汗をかく。身体中の水分が奪われる。
/
38ページ
最初のコメントを投稿しよう!
164人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
14(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!